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新年のご挨拶とお知らせ

あけましておめでとうございます。

ブログでの報告が遅れましたが、昨年秋から活動拠点を一時的にカナダ、バンクーバーに移しております。

なぜカナダへ来たのかというと、幼少期を過ごしたふるさとで活動したいというシンプルな思いからです。現在はフリーの活動を続けつつ、カナダで所属できる組織を探しています。ただこちらに来てしばらくは英語を鍛えることと、新しい文化と言語に触れて視野を広げることに主にフォーカスしておりました。

新しい文化と言語…私の場合、今のところで14カ国の人々と知り合い、話をする機会に恵まれました。中国、韓国、台湾、ベトナム、フィリピン、バングラデシュ、インド、イラン、トルコ、フランス、イタリア、スペイン、メキシコ、ブラジル。日本にいると中々こうはいきません。カナダは日本と違い移民国家であり、またバンクーバーは留学に来る学生が多ので、このように多種多様な民族・国・文化背景の人々と触れ合うことができます。

しかし面白い物です。とある中国人留学生はカナダに住む中国系カナディアン(移民2世)が中国文化を忘れ、中国語を話せないことを恥だと感じ、とあるベトナム人はSNS中毒で四六時中セルフィしつつ北米文化がカッコイイと感じて仕方ない。動物を愛してると言いつつ猫の世話も耐えられない気の強い金髪スペイン美女がいたかと思えば、誰とも目を見て話すこともできない極度の恥ずかしがり屋な韓国女性がいたりする。出会って数分で昔の彼女との悲しい思いでを語り出すイラン人や、ぼくとつとして優しく話を聞くフランス人、色んな意見を聞きたいと言いながら自分の意見に固執する台湾人、人の話の途中で別の人と話し始めてしまうけれどチップはやたら細かく計算する真面目?なブラジル人などなど。

遠くから眺めていると、あの国はああだ、あの文化はこうだと言った様に大きく「くくって」しまいがちですし、パッと見の印象に左右されがちですが、結局は人間です。目を見てしっかり話してみると個人個人の差は非常に大きいなというのが実感です。

デザイナーという職種にとって、こうした経験や学びはダイレクトに活かせるわけではないかもしれません。しかし、デザインは本来は心理と思想と文化、身体に深く結びついています。メディアに載る数字や出来事だけでは感じ取れない「生」の情報が、自分の中で熟成されて形になる日を待っているのだと思います。

2016年からは、もう少し駒を進めて新しいチャレンジをするつもりでいます。Facebookやブログでまたご報告させて頂きたいと思います。

それではみなさま本年もよろしくお願い致します。

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